カリウム45 

電子工作を主に書いています。 

デジタルオーディオ壊しちゃった...自分で修理しよう

よくものを壊します。...
今回デジタルオーディオ 日本ビクター社のXA-M21-Wというのを壊してしまいました。
イヤホンからへんな音が出ますし、音が小さい。
前回も壊していて、約五千円払っています。

今回は、原因になる出来事がありました。バッテリー(ラジコン用4000mAhニッケル水素電池6セル)を自作のパワーアンプ(D級アンプ)につないで、デジタルオーディオにつないで聴いていました。
どうも、デジタルオーディオのパッケージの銀色のところが通電性があって、そこにバッテリーの+、そして、自作のパワーアンプを通してジャックの-端子とバッテリーの-端子がつながり デジタルオーディオ本体が温かくなりました。
そして中身を見ました。
↓熱でフィルムが少しくっついていた
デジタルオーディオ修理
デジタルオーディオ修理 posted by (C)af6s-f-4423
↓壊れた部品付近
CIMG8036
CIMG8036 posted by (C)af6s-f-4423


そうしたら、内部のチップが熱で壊れたようです。

さてどうしよう...と悩んで、
まず取ることにしました。
↓は取った時
CIMG8040
CIMG8040 posted by (C)af6s-f-4423

 

取った部品のところの端子を接触してみたら聞こえた!しかしラジオは聴けなくなった。
接触させないとラジオ(FM)は、なんとは電波は入る。

どうしよう...
こわれたのはコンデンサかなと...思うが...。

ん?FMは高周波、音声は、低周波。

コンデンサは、高周波を通す。そして、低周波またはDC成分を通さない。

コイルは、低周波またはDC成分を通して、高周波を通さない。

(※どちらも容量{コイル:H コンデンサ:F}によって周波数はきまる)

でもFMが聴けなくなる。
ということは....壊れたのは、コイルだ!

チップコイルだから、自分の部品箱の中にあるかな...いちよう、チップコンデンサ、チップ抵抗は、壊れた機器の、基盤からあつめているのだが...

コイル、抵抗、コンデンサの見分ける方法は...すべてテスタのオームレンジ。(壊れている部品は、見分けがつかない場合がある)

コイル:ほぼ0Ωに近い

抵抗:0Ωのものがあれば、100kΩのもある(見た目でわかる:数字があいてある。)

コンデンサ:∞オーム(チップの大きさが大きければ、オームレンジが高いときであれば、少しずつ∞Ωに近づいていく。)



あった!

取り付けてみました。
CIMG8048
CIMG8048 posted by (C)af6s-f-4423
ちょっと斜めになっていますが.....
ていうか...浮いている!


 そして....
ラジオも音楽も聴けました!!

よかったと思いました。
↓修理後

デジタルオーディオ修理

 

どうなるかと思いました。